職務経歴書の簡単な作り方

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職務経歴書の作り方

転職活動を開始すると、先ずは職務経歴書の作成。

同時に幾つかの転職エージェントへの登録をする。

そして転職エージェントへ登録したら、転職コンサルタントとの面談という運びになる。

面談の前日迄には履歴書と職務経歴書(応募書類)は送っておきたい。この辺は、登録すれば、転職エージェントから説明があるから心配は要らない。

転職コンサルタントに事前にあなたの職務経歴書に目を通してもらうことで、面談がより有意義なものになる。

当日、職務経歴書を手渡しするとなると、転職コンサルタントが書類に目を通す時間だけ、あなたの持ち時間が無駄になるからだ。

職務経歴書作成の本題に入る前に、いささかしばしば誤解されている印象を受ける「職務経歴書の簡単な作り方」の「簡単」についてお伝えしておきたい。

「簡単」とは「楽」のことではない

簡単な作り方の「簡単」について

職務経歴書の簡単な作り方について説明しようと思う。

残念ながら、みなさんが期待しているような簡単さではないかもしれない。

全く手間が掛からないような作り方やちゃちゃっと即席で作成できる方法は紹介出来ない。手品ではないからだ。

書類選考に通り得る品質クオリティを持った職務経歴書を作ろうと思えば、相応の労力は覚悟して欲しい。

楽を求めれば、あなたが必要とする水準の職務経歴書はできない。

職務経歴書を作って単に応募することだけが目的ならば、作成できさえすれば良いのかもしれない。

でも、あなたの目的は違う筈だ。

職務経歴書の使命

あなたの職務経歴書の使命は、書類選考に通過し、面接を突破、内定をもらい、より良い条件で就業すること。

だから職務経歴書の目的は、あなたの職務経歴とスキルで、求人企業が求めているものを余すことなく伝え切り、あなたが求人に相応しい候補者であることを表現することにある。

以下でもう少し「簡単」について話すつもりだが、簡単な作り方につまらない幻想を持っていないあなたなら、具体的な作成方法に入る方が良いだろう。¶ 幻想に対する答えはパス

「簡単」

簡単の字義を確認する。

簡単

こみいっていないこと。取扱がたやすく、手数がかからないこと。

岩波国語辞典 第六版

字義に沿って、「考えて転職」で意味する「職務経歴書の簡単な作り方」の「簡単」について説明する。

職務経歴書の作り方の手順が明確で、どう作ればよいかに頭を悩まさず、淡々と職務経歴書の作成作業が実行できると云った意味である。

繰り返しになるが、職務経歴書の作成では、楽を求めたり、労を惜しんではいけない。

唯一のアピール手段としての職務経歴書

職務経歴書は、少なくとも書類選考段階で、あなたができる唯一のアピール手段である。これに相応の手間暇てまひまを掛けるのは当然のことだ。

職務経歴書は心を込めて練り上げたい。

職務経歴書の簡単な作り方

一般的には職務経歴書及び履歴書からなる応募書類は、一旦作ったら、使い回すように考えれられているかもしれない。

応募の都度見直しは必要

確かに同業で同職種の求人案件に応募するならば、結果的に同じ内容の職務経歴書になることがあるかもしれない。しかしながら、結果として同じになったのであって、初めから同じだと決めてかかってはいけない。

応募に際して、職務経歴書を見直すプロセスを決して省いてはならない。

職務経歴をデフォルメなく書き溜めたもの

応募ごとに職務経歴書を見直す前提に立つと、職務経歴書に盛り込むための内容が網羅的に用意されていると便利なことに気付く。

マテリアル

強調点が変わるごとに、取捨選択される項目が出てくる。取捨選択前の職務経歴の内容の項目すべてを漏れなく書き留めたもの資料マテリアルとでも呼んでおこう。

例を挙げる。経理と人事の経験が半々ずつあるとしよう。この時、経理に応募する場合と人事に応募する場合に強調点が変わることは明白だろう。

デフォルメ

経理に応募するならば、経理の分量ボリュームを膨らまし目に表現するだろうし、人事ならば、人事にボリューム感を持たせるだろう。

職務経歴という素材、マテリアルを意図を持ってデフォルメする。

職務経歴書を作成するに当たり、経理、人事を実経験に基づいて、何ら強調しないでフラットに書き記したもの(マテリアル)があるとうっかりしての書き洩らしなどが起こらず、便利だろうということだ。

マテリアルの作り方

ブレインストーミングを1人で行うと言ったら分かりやすいだろうか。

ブレインストーミングの4原則

  • 判断・結論を出さない(結論厳禁)
  • 粗野な考えを歓迎する(自由奔放)
  • 量を重視する(質より量)
  • アイディアを結合し発展させる(結合改善)

wiki

簡単に言えば、判断を交えず、思いつくままに、書き留めて行く。

内容にこだわらず、兎に角、書き出していく。書き留めた内容をもとに更に書き出していく。

こうすることで、想像力を制限することなく、多くのことを思い出すことが出来る。

花の山

あなたが携わった業務の中には、アピールできる宝がたくさん眠っている。でもその宝を掘り当てるのは思っているほど簡単なことではない。

或る時、突然、自分の経験していたことを思い出すこともある。

あなたが思い出さない項目は、職務経歴書に盛り込まれることは無いのだから心して取り掛かって欲しい。

職務経歴書の完成

職務経歴書の簡単な作り方もいよいよ佳境かきょうに入る。職務経歴書を完成させる。

職務経歴書の編集方針

職務経歴書を完成させるに当たって、編集方針が必要だ。つまり、職務経歴書で何を表現するかである。

これまで話してきたマテリアルに従って、あなたの「ありのまま」を何の目論見も無く表現するという方針もあり得るかもしれない。

しかしながら、応募書類として職務経歴書を考えた時、あなたの「ありのまま」の姿に、企業が求める部分にスポットライトを当ててフォーカスしていくのが良いだろう。

つまり思惑を持って編集する。このことは既に「意図を持ってデフォルメする」と表現した。

職務経歴書の推敲

職務経歴書の編集方針が定まったとして、直ぐに職務経歴書に反映させ完成させられるとすれば、かなりのドキュメンテーション能力(文書化能力)と言って良いだろう。多くの場合は、方針が定まっても、思ったように表現できないものだ。

転職コンサルタントを活用せよ

そんな時、活用すべきは転職コンサルタントである。勿論、転職コンサルタントにもドキュメンテーション能力の水準はまちまちだから、思ったようにアドバイスが受けられないことも多いだろう。だからこそ、転職エージェントにはたくさん登録しておいて、転職コンサルタントとのチャネルはたくさん持っておくのだ。

結果オーライで良い

最終的に、十全な職務経歴書ができていれば良い。

何回か応募し、職務経歴書を作るプロセスを踏むことで、あなたの職務経歴書作成能力は向上する。

その前に、転職が成功してしまえば御の字だ。

死角の存在

仮にあなただけで、職務経歴書を一応の形にすることができたとしても、転職コンサルタントの目を通して置くことに意味がある。思わぬところに落とし穴があるからだ。

何人かの転職コンサルタントからはOKをもらっていた退職理由に、或る転職コンサルタントは駄目出ししたなんてこともある。

表現を巡って、ハッとさせられることは日常茶飯事なのだ。

職務経歴書の推敲は、複数の転職コンサルタントの力を借りた方が、必ず良い結果が得られる。

推敲すいこう

詩や文章をよくしようと何度も考え、作り直して、苦心すること。

岩波国語辞典 第六版

以下でも職務経歴書の作成についてお伝えしている。

納得できる水準まで職務経歴書の質的向上

未だ転職エージェントに登録していないのなら、早々に登録することをお勧めする。

登録したい転職エージェント

転職エージェントへの登録はこうする!

転職エージェント抜きでは勝負にならない