転職活動にストレスは付き物だ。
そんな事は言われなくても分かっているだろう。
あなたの将来を、あなたの向後の生活を決定づけるものだから、ストレスに見舞われるのも致し方無い部分は有る。
ところがだ。
従来と比べると、企業の雇用観なのか人間観なのか、これが変わったことが原因だろう、従来はそれほど感じなかった種類のストレスが増えた気がするのは私だけだろうか。
転職は一大事だ。泣き言は言っていられない。でき得る限りのストレス軽減を実現することで良好なコンディションを維持したい。
それが転職を成功させる近道でもあるのだ。
ストレスは付き物だが不要なものはコンサルタントが取り除く
何かの目的でウェブサイトに登録する。
必要な情報メールが自動配信されるように設定する。
定期的にメールは届くが、期待していたものでは無い。
広告や目的に合っていないメールが多すぎるのだ。いつしかメールを見なくなり、必要な情報は取れなくなる。
あなたの場合は違うだろうか。
自動マッチングメール
あなたが自分から希望条件を設定して検索した結果に、期待に反する求人情報が多数現れたとしてもあまり気にならないのではないだろうか。
それは読み筋にあるからだ。
検索条件を設定したあなた自身が、どういった求人がリストアップされるかある程度は予め想像できるし、検索条件に
定期的に送られてくる自動マッチングメールではどうだろうか。
定期的に送られてくるメールについては既に見た通りだ。いずれ見なくなる。絞り過ぎれば、メールに求人は載ってこないだろうし、緩めれば見るのも億劫になるほど不要な求人情報で溢れる。
当たり前の話だ。
人材紹介の付加価値
そもそも人材（転職希望者）と求人の
仮に同じ職種だとしても、求められるものは一様では無いのだ。
人材と求人との
これを機戒任せにするのは甚だ乱暴なことなのだ。
転職コンサルタント
適当に話を聞いて、幾つかの項目にチェックを入れ、検索結果を出す。それだけの転職コンサルタントも実際には存在する。
だから転職エージェントに行っても意味が無い。転職コンサルタントなんて役に立たないと決めつけるのは早計というもの。
一部の二流、三流を見て、転職コンサルタントに使えないというレッテルを貼るのは得策とは言えない。
こんな風に想像したら解り易いかもしれない。
意に沿わない判断が出た時、あなたはどう対処するのか
あなたは或る難病に罹った。だが不治の病では無い。
最初に行った病院では違う病気と見立てられた。あなたは直観的に医師の診断が誤りだ確信し失望した。
だから次の病院に行った。診察の結果が告げられ、それは正しいと思われたが、治療できないと言われた。
あなたはこの時どうするかが重要だ。
一流の医師、謂わば名医を求めて治療の可能性を模索するのか、それとも治療できないと言われた言葉をそのまま受け入れるのか。
的確な転職コンサルタントを求め続けよ
この局面は転職活動を行っているとしばしば遭遇する場面に似ている。
求人媒体や転職エージェントで期待している求人が見つからない場面だ。
あなたに合った求人が無いので、出てきたらまたご連絡いたします。
これならまだ好い方だが
先方の期待されている経歴と異なるので、残念ながら今回はご紹介出来ません。
こう言われて転職エージェントへの登録すらさせてもらえないこともあるかもしれない。
こんな時、どう対応できるかで、あなたの将来は変わってくる。
勿論、難病の例で言えば、一流の医師、名医を求める行為だ。
求めるべき転職コンサルタント
転職エージェント、そして転職コンサルタントに求める要素は2つ。
- あなたの職務経歴や希望を有りの儘に理解してくれること
- あなたに合った求人情報を持っていること
この2つを満たしていれば、あなたと求人との的確なマッチングは実現する。
これに加え、職務経歴書など応募書類の添削能力があれば言うことは無い。
マッチングした求人への採用決定の可能性が高まるからだ。
引き合わせ の難しさ
簡単なことに思われるかもしれないが、あなたのキャリアを理解すること、求人の内容を正確に理解することは容易では無い。
同じ業種、同じ職種でも企業規模や企業文化などによって内容は微妙に異なるだろうし、期待される役割が異なることも多い。
例えば総務部長が実は社長のお抱え運転手兼相談役だったりすることだってあるのだ。
だからあなたが何をやってきたかをきちんと理解してもらう必要があるのと同時に、求人は何ができる人が必要かをきちんと理解しなければならない。
この総務部長の例で言えば、あなたに如何にきらびやかな経験があろうとも、カローラより大きな車を運転したことが無いと言えば、あなたを紹介しても社長車がクラウンの企業では難色を示すだろう。
転職エージェント経由で応募したのなら、経験豊富なあなたが何故断られたのか、理由を知ることができる。総務部長のキャリアを受け入れられなかったのでは無く、自動車の運転能力に疑問を持たれただけだと分かれば、自信を無くすこともないだろう。
これもストレスを軽減できる一例である。
優秀な転職コンサルタントなら、そもそも自動車の運転能力で断られる可能性が高そうな求人は紹介しないとも言える。
転職コンサルタントの水準
マッチングの難しさが垣間見えたことと思う。
転職エージェントとの企業側の対応窓口の能力に依存する部分も有る。転職コンサルタントが直接求人企業に行く転職エージェントと異なった担当が行く場合がある。
いずれにしてもあなたを有りの儘に受け止め理解し、求人も有りの儘に受け止め理解し、双方を引き合わせるのは至難の業なのだ。
転職コンサルタントには上には上がいる。
かれこれ数十人の転職コンサルタントとこれまで付き合ってきたが、一流と呼べる水準にある転職コンサルタントはほんの一握りだ。
よくぞここまで的確な
一方では冒頭で触れたような、幾つかフラグにチェックして、単にPCが拾ってきた求人データを適当に印刷して見せるだけの転職コンサルタントもいる。
だから、
難病と医師の挿話のように、現状望む治療が受けられない、転職なら、現状望むキャリアコンサルティングが受けられていない、それなら倦まず弛まず転職エージェントに登録し、転職コンサルタントのもとに足を運ぶのだ。
先ずは初めに登録するに相応しい大手三社を掲記する。
エンジニアや経理と云った職種やITやアパレルと云った業界に特化した転職エージェントもある。
特化しているだけにあなたの希望と領域が合えばお勧めできる。
転職コンサルタントに、あなたの職歴をより理解してもらいやすいだろう。
しかしながら、大手三社は、各部門が特化型転職エージェントと同等の規模があったりするので、特化型転職エージェントに勝るとも劣らない。お勧め度も同等なのだ。
¶ 登録したい転職エージェント の初めの部分に特化型転職エージェントが掲記されている。是非、大手転職エージェントの紹介部分と併せて参照にされたい。
転職コンサルタントとの出会いは前倒しにした方が転職成功は早まるので、先ずは手当たり次第にアポを取るのが好い。