転職エージェントの選び方-ランキングや口コミ情報は時間の無駄

根拠を考える

ランキングと口コミ情報は閲覧禁止

転職エージェントの選び方として、あなたが転職エージェントランキングや口コミ情報で選ぶのなら、あなたは考えて転職活動をしていないのではないかと疑う。

ではお聞きしよう。

あなたが見ようとしているお勧め転職エージェントランキング。

何を根拠にランキングを決めているのか?

転職エージェントを評価するに当たって十分なデータに基づいているのか?

明確な根拠は示すことができないはずだ。

転職エージェントランキングはインチキ

転職エージェントランキングには根拠など無く、恣意しい的※に作られているのだ。

恣意しい 自分の思うまま。思いついたままの考え。気まかせな心

実際、転職希望者にとって有効なまともな転職エージェントランキングは作れるはずがない。

転職エージェントの対応は、個々の登録希望者次第で大きく変わるものだから。

これは依怙贔屓えこひいきがあるという意味では決して無い。

或る人にはたくさん求人を紹介できる転職エージェントも、他の或る人には全く求人を紹介できないといったことがままあるということを意味する。

不審に思う必要は無い。人によって職務経歴キャリアも違えば、技能スキルも違うのだから当然のことだ。

口コミ情報を見るのが時間の無駄である理由もここにある。

口コミ情報にも価値は無い

転職エージェントは言うまでもなく転職コンサルタントの集合体だ。

だからある特定の転職コンサルタントの評価や評判を気にしても仕方がないし、口コミを幾ら集めて読んだところで、転職エージェントのことは判るようにならない。

分かったような気になって転職エージェントに登録して実際に転職コンサルタントに会えば、ギャップがあり、単に分かったような気がしていただけだったことが判る。

所詮、評判は評判に過ぎない。評判とは風評のたぐいなのだ。

その時、あなたは口コミ情報を懸命に読んだ時間は無駄遣いであったことを悟る。

願わくば、無駄を悟るまでの時間を無駄にしないうちに、ここで理解してもらいたいものだ。

登録する転職エージェントのイメージなどどうでも良い。

あなたの前に現れた転職コンサルタントが、あなたにとっての転職エージェントなのだ。

転職コンサルタントの誰があなたの前に現れるかで、あなたにとっての転職エージェントの評価は決まるだろう。

転職エージェントごとにある期待の転職希望者像

あまり意識されていないのかもしれないが、転職エージェントには各々ターゲットとしている転職希望者像が歴然としてある。

転職エージェントが集まっているような転職サイトに登録している場合を例に採ろう。

あなたが興味を持った求人案件に応募する形で、あなた自らアプローチして転職エージェントに登録しようとしたとする。

そして、求人が募集要項では公開されていない情報で、あなたには相応しい求人ではなかったとしよう。

この場合、転職エージェントの対応は、個々の転職エージェントによって異なる。

或る転職エージェントでは、あなたに登録を促し、面談に招待し、別の求人案件を紹介してくれる。

別の転職エージェントでは、あなたに求人を紹介出来ない旨を伝え、紹介出来そうな求人が出てきたら連絡する旨を伝え、やんわりとしたお断りの連絡をする。

転職エージェントと転職希望者の関係性は、個々の転職希望者によって異なってくる。

或る転職エージェントにとってあなたが期待の転職希望者であったとしても、別の或る転職エージェントにとっては招かれざる客であることも少なく無い。

転職エージェントが保有している求人案件群と個々の転職希望者の職務経歴やスキルなどに拠って変ってくるからだ。

だから転職エージェントを外側から見て、ああだこうだ言っていても全く時間の無駄。

仮に多くの転職エージェントについて熟知していたとしても、あなたに適切な転職エージェントを紹介することができるためには、あなたの職務経歴や人となりとが判らなければ紹介できない。

転職エージェントの選び方

転職エージェントをどのように選ぶか。

保有求人案件の膨大な総合的転職エージェント

先ずは大手転職エージェント、準大手転職エージェントといった求人情報を膨大に保有した転職エージェントに登録することをお勧めする。

理由は簡単だ。あなたに合った求人案件がある可能性が高いからだ。

登録はいくつかまとめてした方が良い。先述のように、あなたに紹介できる求人情報が見当たらない場合、登録しても面談に招待されない可能性がある。

大手だから大丈夫と楽観するなかれ。転職希望者と求人のマッチングは付加価値が高いだけに難易度も高いのだ。それだけにチャネルは増やしただけ有利になる。

複数の転職エージェントに登録しなければならない理由

少なくとも、転職活動初期には、転職コンサルタントと面談し、職務経歴書の質を上げる為に、揉んだ方が良いから、転職コンサルタントとの面談まで漕ぎ着けること。

特に退職理由などはデリケートで、人によって受け止め方が変ってくることも多いから、問題ないか確認してもらうと良い。

転職コンサルタントによって、提案される表現方法がが異なるのも参考になる。その意味でも複数の転職エージェントに登録しておきたい。

個人的な経験からすると、何社もの転職エージェントに登録していても、相性があるのか、こまめに連絡をとる転職コンサルタントは決まってくる。

登録した転職エージェント全てから、こまめに連絡がくるようならば、あなたは相当な売れっ子だと言えるだろう。尤も、来ない人が人気がないだけかもしれないが・・・。

いずれにせよ、転職エージェントはまとめて登録した方が良い。5社に登録しても、度々連絡をくれるのは2社あれば良い方ではないだろうか。

時間効率を考えても、同時進行が好ましいから、その意味でも転職エージェントはまとめて登録する。選ぶ基準は規模。つまり大手か準大手。

登録したい転職エージェント


もう一つの選択肢がある。

特定職種、業種等に特化した転職エージェント

業種、職種などによっては、特定の業種や職種に特化した転職エージェントがある。これを特化型(ブティック型とも)転職エージェントと呼ぶ。

あなたが転職したいフィールド(分野)の特化型転職エージェントがあれば、登録することをお勧めする。

大手転職エージェントでも、IT・通信業界など、花形業界であれば、1部門が1特化型転職エージェントくらいの専門性があると考えられるが、特化型転職エージェントでは、正にその業種、職種で生業を立てているわけだから、その分野における専門性は高いと見て良い。

あなたが転職したいフィールドの特化型転職エージェントがあったら、大手転職エージェントと併せて登録しておくべきだ。

特化型転職エージェントに登録の際は強みのある地域に注意する

特化型転職エージェントに登録する際に注意すべきことがひとつある。

それは特化型転職エージェントは、大手ほどの規模が無いから、対応地域が限られていることが多い。

例えば、一都三県(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)対応とか、関東とか関西とか強みのある地域が限定されている傾向にある。

だから、あなたは転職希望地域を考えて、特化型転職エージェントは選ぶ必要がある。

IT系・web系エンジニア・クリエイター向け特化型転職エージェント

ものづくり・製造業エンジニア向け登録したい特化型転職エージェント

アパレル・ファッション業界向け登録したい特化型転職エージェント


転職エージェントへの登録はこうする!

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