自分のことをきっちり伝え切る
転職エージェントに登録し、面談に呼ばれた際、時として転職コンサルタントに言っていた
今日の面談が終わって、後日、メールや電話で連絡した時、「
意味するところはこうだ。
転職コンサルタントに自分のことを思い出してもらう時、単に名前とデータによる静的な情報だけでなく、人となりを活き活きと思い出せるよう記憶に焼き付ける為に来たと伝えたということ。
自分のことをはっきりと思い出してもらえるようにする
求人案件を紹介してもらいたいのだから、転職コンサルタントが折に触れて自分のことを思い出してくれるようでなければならない。
思い出してもらった時、活き活きとしたイメージが湧く者が有利に決まっている。
自分の手ごたえとしても、印象付けに成功したと感じられた転職コンサルタントが求人を紹介してくれる率が高い。
単なるデータマッチング以上の効果を、確かなものとして感じるのだ。
付き合い方を間違っちゃいないか!?
転職エージェントの役割を誤解すると不満が出る
転職エージェントの役割を誤って理解していると様々な不満が出てくる。
ウェブ上でしばしば見かける転職エージェントへの不満の多くは、転職希望者の認識不足によるところが大きい。
転職エージェントと正しく付き合う為にも、役割はきちんと理解しておきたい。
おんぶに抱っこ
転職は言うまでもなくあなたのものだ。
転職コンサルタントのものではない。
転職コンサルタントは
転職コンサルタントへの不満などを見かけることがあるが、何だか転職活動を勘違いしているように見受けられる。
転職エージェントに登録すると、転職コンサルタントが転職成功させてくれると期待しているように受け取られるのだ。
転職コンサルタントは、転職支援をしてくれるのであって、転職活動はあなたがしなければならない。
転職コンサルタントは、手駒を使って、あなたを助けるの役割なのだ。
「あっちの水は甘いぞ」
受験生の頃、或る予備校講師が、言っていた言葉を思い出す。
君らの考えていることは良く分かっているよ。
予備校に来て、単に座っていれば、
そして、(童謡「ほたる来い」の節回しで)「あっちの水は甘いぞ」と楽に聞こえる方へ直ぐ飛んで行くんだろう。
要するに自分が主役なのに、当事者意識が希薄で、他人に期待し過ぎ、事の真偽を問わず、
転職活動でも同じことが言える。予備校講師が転職コンサルタントに置き換わるのだ。
予備校講師も転職コンサルタントも、あなたの受験成功、転職成功の為に支援してくれる存在なのだ。
転職コンサルタントは提案はするが強制はしない
予備校講師と同様、転職コンサルタントだって、誤ることはある。
誤らないまでも他の見解が存在する可能性だってあるのだ。
従って、他の転職コンサルタントは異なった提案をするかもしれない。
だから予備校講師と同様に、転職コンサルタントはあなたに強制はしない。
全てあなたが決めるのだ。
転職コンサルタントが紹介してくれた求人案件に問題があるなら、あなたは応募しなければ良い。
判断・決定を人に委ねてはならない。
転職エージェントがブラック企業を紹介したからって何が問題なんだ!?
良くない会社を紹介されたとか、ブラック企業を紹介してきたとか、
仮に紹介されたなら、あなたが見送れば良いだけの話だ。
転職エージェントは転職エージェントで事情があるのだ。
あなたがもしこれまでに指摘してきたように誤って考えていたのならば、転職エージェントとの付き合い方についての意識を変える必要がある。
大人になる
依存心を無くすこと。
これに尽きる。
転職コンサルタントはスケジュール管理してくれたり、応募書類の確認をしてくれたり、転職活動に関わる諸々の便宜を図ってくれる。
あなたが決める(自己責任)
それでも転職活動で判断・決定するのは、常にあなた自身である。
優れた転職コンサルタント何人かと付き合うことができれば、転職活動は格段に楽になる。
1人の転職コンサルタントの言うことが絶対ではないし、様々な見方が存在することも分るだろう。
あなたがすべきことは、応募書類の手直しの他は転職活動のマネジメントだけで済むかもしれない。
それでも肝心なことを判断し、決断するのはあなたに他ならない。
判断・決定は転職エージェントに委ねてはならないのだ。