正社員狙いの転職で派遣登録!?
なんのこっちゃと思うかもしれない。
あなたの置かれた状況次第では、チャンスが大きくなる。
それを見極めるためにも登録すべきだと言うこと。詳しく説明しよう。
正社員の身分より従事してきた仕事で決まる
注意が必要なのは誰にでも当てはまる話では無いこと。
例えば引く手あまたで、希望通りの就職先候補が幾つも有るような状況で、正社員勤務が希望ならば、派遣登録は必要ない。
つまり、現状の
一方、現状のままでは、希望通りの転職が難しい、或いは転職先は有っても、もっと高望みしたい、アッパーサイドを狙いたいなら、派遣会社を覗いてみる価値はある。
事前にスキルアップを図ることについては、¶ 未経験からITエンジニアへの道|テックアカデミーの選択 で紹介した。未経験でなくとも学ぶことは大切なのは言うまでもないだろう。
あなたが従事したい仕事があるとしよう。
より低いハードルでキャリアを積む
派遣なら、あなたは従事する仕事を確認してから、勤務を開始する。
しかも、そのハードルは正社員よりも低くなる。企業は正社員の採用には慎重になり、職務経歴を重箱の隅をつつくが、派遣ならそういった心配はない。※
※ 制度的に、派遣から正社員になることが前提の紹介予定派遣については、¶ パーソルテクノロジースタッフ|派遣発⇒正社員行き で詳しくお話ししている。
それは、逆に勤まらなければ切られるからということだが、もとより高望みし、アッパーサイドを狙うのなら、勤まらないなんて水準の遥かに上を行かなければならないし、行くつもりだろうから問題にならないのではないか。
カットオーバーまでに十分な実績を上げ、その実績を引っ提げて、転職するという算段だからだ。
正社員の身分で実績を上げないと認められない?
確かに正社員での実績以外認めないなんて会社もあるかもしれない。
でも考えてみて欲しい。以下の二つのどちらが良いか。
- 正社員だが望みのキャリアは積めない
- 派遣社員だが望みのキャリアを積める
保守的なあなたは、正社員が良いと考えるかもしれない。これまでの価値観はそれを支持してきたかもしれない。
経験を積んだ者が勝つ
ところで、次の質問をぶつけられたあなたが同じ結論でいられるかどうか。
- 正社員だが必要なキャリアを積んでいない
- 派遣社員だが必要はキャリアを積んでいる
どうだろうか。
これを更に進める。
- 前職が正社員で、必要なキャリアを積んでいないが、希望の転職先の正社員に決まった。
- 前職は派遣社員で、必要はキャリアを積んでおり、希望の転職先の正社員に決まった。
ここまでくると、ずっと1.を選択し続けたあなたも2.に心が傾くのではないか。
追い討ちを掛けるような話になるが、1.では正社員として希望の転職先に決まっても、業務がきちんと遂行できるかどうか心許ない。
一方で、2.では既にキャリアを積んでいるから、業務遂行に支障はないということになる。
可能性に目を開くことしかできない
キャリアを積むのにお誂え向きな派遣先があるでしょうか?
あなたは反問するかもしれない。
それに対する答えは「あるかもしれないし、ないかもしれない」としか言えない。
理想通りの派遣先は無いかもしれない。それは理想通りの転職先が無いかもしれないのと同じことだ。
この質問は、率直に言えば甘えだ。それは「考えて転職」では、あなたにできることの提言をしているに過ぎないからだ。
ハッキリと言えることは一つ。
派遣勤務があなたに可能性を拓く
派遣勤務があなたの将来を有利に導く可能性があるということ。
もしかしたら、あなたの希望通りの派遣業務は無いかもしれない。仮にそうだとしても、確かめずして可能性に目を閉ざして良いのかということだ。
派遣登録は無料だし、派遣登録したからと言って、派遣勤務しなければならないというわけでは無い。
それは転職エージェントに登録したからと言って、必ずしも転職しなければならないわけでは無いのと同じだ。
転職エージェントと同じで登録すれば可能性が増す
転職エージェントに数多く登録するのが有利であるのは、より多くの可能性を探れるのが理由の一つだ。
同じように可能性を拓くものとして、派遣登録もお勧めしたいのだ。
正社員になるのが目的だから、あくまでも可能性に探りを入れるということ。転職エージェントに登録するほど数※は必要は無いだろう。
せめて派遣で積めるキャリアの可能性に探りを入れるくらいのことはすべきということだ。
※ 勿論、希望する応募先を見い出すべく、お付き合いする転職エージェントは継続的に増やして行く。(¶ IT系・web系エンジニア・クリエイター向け特化型転職エージェント ¶ 登録したい転職エージェント)
恐らくは、ここで述べられたのが正論であることを、ITエンジニアであるあなたは、身に染みてよく理解しているのではないか。
可能性を拓く為に労は惜しまないことだ。
以下にお勧めできるITエンジニアの派遣に実績のある派遣会社を紹介しておく。
繰り返しになるが可能性を広く探ること。それがより有利な転職へ導く。